基本的にラジコンで theバギー

基本的にラジコンで theバギー

バギーを片手に河川敷を徘徊している四十路おとこです。大した知識はないのでブログを書きながら勉強していきます。

基本的にラジコンでtheバギー

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ラジコンバギー遍歴①

ご訪問ありがとうございます。

少年時代に見たワイルドワン(漫画)は本当にかっこよかったのです。

所詮たなかなので大した歴史は持ち合わせていないのですが、たなか年表で最初にラジコンに触れたのは小学生時代でした。

30数年前の話ですが…

当時一大ラジコンブームというものがあり、全国の子供達を熱狂の渦に叩き込んでいました。

タピオカブームみたいなものです。

しかし、私の住んでいる田舎では、それほどブームになっている気配はありませんでしたし、たなか少年もラジコンに大して興味を惹かれていなかったと思います。私の友達の中では、2人しかラジコンを所持していなかったので、今と変わらずマイナーな趣味だったのではないでしょうか。

それでは大したブームでもない上に興味もないのに、なぜ、たなか少年はラジコンという高尚な趣味にに手を出したかというとマンガの影響です。

たなか少年は週刊少年J派だったので、ほかの雑誌はあまり読んでいなかったのですが、たまたまコロとかボンとか言う雑誌の中のそのマンガを見たときに、主人公の操縦するワイルドワンというラジコンカーが登場していたのです。

ちなみにたなかはその漫画を見て「アウト・イン・アウト」という言葉を知りました。

ひと目見てたなかのハートはメガ粒子砲で撃ち抜かれました。

ほ、ほしーーー!

しかし、小学生なので現金も貯金もありません。
そこでワイルドワンを手に入れるためにはどうすればいいのかとたなか少年は一生懸命考えました。

  • 優しい両親におねだりをする。
  • 毎月のお小遣いとお手伝いをして手間賃をもらってそのお金を貯金して購入資金に充てる。
  • 一年の計であるお正月に親戚一同からお年玉を回収し購入資金に充てる。

たなか家は裕福ではなかったというか、むしろ貧乏の部類に入る家でしたので両親におねだりをしようものなら鉄拳制裁が待っていたことでしょう。

そういうわけで頼んですらいません。つぎの案はお小遣いとお手伝いなのですが、まずお手伝いは家の風呂掃除をすでにやっていてお小遣いとお手伝いはセットになっていました。

その当時のお小遣いがたぶん一月500円?だったので、計算すると…40ヶ月

かかるそうです。そんなに待ってられるかよ。ばかやろう。と、当時のたなか少年は思ったことでしょう。そういうわけなので小学生のボーナスお年玉を回収して購入するしかありません。

お年玉システムは各家庭でルールが違っているようで、親戚一同からお年玉を回収したあとに親にそのお年玉を奪われるという理不尽な家、その派生ルールとしてお年玉を奪われたあとに親の方からいくらかのはした金が支給されたそうですがもらえないよりはマシですよね。

たなか家はといいますと親戚からもらったお年玉は全て自分の懐に入れることが出来る神ルールだったのです。

このルールのおかげで毎年2~3万円程度のお金がたなかの懐に流れ込んでいました。

ただ、ラジコン以外に何にお年玉を使ったのかは全く記憶にございません。プランが立ちX-DAYであるお正月を、はやくこいこいと歌いながら指折り数え、ようやく親戚にゴマをすってお年玉を握りしめて近くの模型屋に駆けて行きました。正月はお休みなので気分的なものと解釈してください。息を切らして到着し店内を見回します。

ん?ワイルドワンどこ?その模型店「模型の国トヤマ」ではいつもプラモデルを買ってはいたのですが、ラジコンが陳列さている店の奥にはあまり行ったことがありませんでした。
探せども探せどもワイルドワンどころか、ラジコンカー自体ほとんど置いていません。船とか飛行機とかが置いてあったように思います。

気になったので最近トヤマに行ってみましたが、1台しかラジコンカーは見当たらずそれも定価でスーパーショット?が並んでいました。

しかしネット通販が当然のこの時代に定価の商品を誰が買うのでしょうか。完全なリサーチ不足です。

まさかトヤマに置いていないとは思いもしませんでした。なぜかトヤマになら何でも置いてあるはずとの神話を勝手に作り上げていたようです。

他にも模型店はあったのですが、たなかの縄張り内では他には模型店はなかったのです。模型店が無いとは言っても、ここで諦めるわけにはまいりません!

今ならばAmazonで注文して終わりなのですが、当時はインターネット環境すら皆無の時代だったので、昔ながらの電話を使っての通信販売を利用することにしました。
雑誌の裏表紙にいくつか載っていますが...どこにもワイルドワンが書かれていません。この時点で、たなか少年のぺらぺらの忍耐力の限界を簡単に突破しその末出た決断が

探すの面倒だから「ホーネットでいいや」だったのです…あえて言おう!カs(ryどこぞの総帥

どのような雑誌だったのかはわかりませんが、いつも家にあったような気がするので少年Jだったのではないでしょうか。

そう決断をして光の速さで少年Jの裏表紙にある店舗に電話をして、プロポ、メカ類、バッテリーのセットを注文しました。

今の時代では通信販売というとインターネット注文が当たり前でしょう。若い世代の方は電話をして商品を注文した経験がある方は少ないのではないかと勝手に決めつけています。
商品到着までの間、ラジコン操作の脳内シミュレーション行い、待つことほにゃらら日どのくらい待ったのか全く覚えていません。ようやくラジコンカーとご対面しました。

めでたし。めでたし。制作編は後日改めて

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