【YZ-2DTM3】ギヤボックスへのアクセスとメンテナンス
メンテナンスは時間がないとなかなか手を付けられない作業ですが、マシンをより良い状態に保つためには必須と言えます。
本来であれば完全に分解して隅々まで手を入れなければならないとはいえ、めんd(ry...日々多忙を極める漢たなかにはそのような時間を割くことは、非常に困難であると言わざるを得ません
そんな多忙なたなかでも、こまめにメンテナンスをやっておいたほうがいいと思う部位がボールデフです。
なぜかというとすぐにゴリるから。
1日(2パック)走らせただけでもタイヤを回すと違和感が感じられます。
多少ゴリっても普通に走るので問題はないと思いますが、几帳面なO型であるたなかは性格的に気に入りません。
そういうわけなので他の部位はさておき、ボールデフだけはできるだけは時間があるときにメンテナンスを行っています。
他にも足回りなどはこまめに簡単なメンテナンスをしたほうがいいと思いますが、今回はボールデフのメンテナンスに絞って記事にまとめてみたので御覧ください。
バッテリーの使用回数のことです。1パック=バッテリー1本分
ボールデフ内部に埃が侵入したり、デフリングに深い溝が入ってデフがゴリゴリする様。たなかの造語。
ギヤボックスへのアクセス方法。
4駆と比較するとデフが一つである事や、外すビスの数が少ないという点でメンテナンス性は優れていると言えます。
それでもめんd(ry(しつこい)
これからYZ-2を買おうとお考えの方の役に立つかもしれないので、ギヤボックスへのアクセス方法を書いておきます。
ギヤボックスを開ける前に掃除をしておきます。
ギヤボックス周りは刷毛などが届きづらいので砂埃が固まっている場合があります。
そのまま掃除をせずに開いてしまうと固まっていた砂埃が、ギヤボックス内部へ入り込みアイドラーギヤに付着して傷める可能性があるので掃除をしておいたほうが賢明です。
入出力の軸間を埋める目的などで使用する中間歯車。
ギヤボックスを開ける手順。
ウイング
ショックキャップ側のナイロンナット
ショックタワーブレース
ショックタワー
ギヤボックス
ナットも含めて14箇所外さなければギヤボックスへアクセスすることはできません。
他の4駆と比べたことがないので一般的ではないのかもしれませんが、DB01と比較するとメンテナンスはとても楽に感じます。
ギヤボックス内部は汚れているので、ボールデフを取り外したときに軽く拭き取っておくと良いでしょう。
みんなのアイドル・ボールデフちゃんをメンテナンスしていきますよ。
文章で説明するよりも動画を見ていただいたほうが手っ取り早いのでご覧いただけると嬉しいです。
デフリングの状態を確認します。
ここでデフリングの溝が深いようでしたらデフリングを新品に交換するか、ペーパヤスリで溝がなくなるまで研磨します。
実測で約40~50分程度かかっています。
デフリングの実売価格は400円くらいなので、はっきり言って購入したほうがいいのですが、たっぷり時間に余裕があるようでしたら一度くらいはチャレンジしてみても良いかもしれません。
おすすめはしませんが。
暇つぶしにデフリングを研磨する上で気をつけていただきたいことが2つあります。
指を磨かない。
水に濡らしたペーパーヤスリはサラサラしていてヤスリ感を感じにくいですが、600番くらいですとかなりガシガシ研磨されています。
たなかは何も考えずにシャコシャコしているうちに痛みを感じ、指先を見てみると血が滲んでいてびっくりしました。
な、泣いてなんかいないんだからねっ!
指を削った原因はデフリングをヤスリに押し付けるための消しゴムのサイズです。
小さすぎて指が消しゴムからはみ出してしまい、はみ出た部分を綺麗に磨いてしまったわけです。
そういうわけなので、消しゴムはデフリングよりも大きなサイズのものを使うようにしましょう。
普通のペーパーヤスリを濡らしても意味ありません。
動画では600番、1000番、2000番の順で研磨しています。
観察力の優れている方ならお気づきかもしれませんが、2000番のペーパーヤスリは耐水性のものではありません。耐水性のものを使いましょう。
たなかはアレな子なので水をつけてせっせと磨いています。
皆様はお間違えの無いようにしてください。
ただし、2000番はやりすぎな気がするので、1000番くらいでやめても十分だと思いますよ。
メンテナンスをサボっているとしわ寄せがきます。
サボってからボールデフを開けると黒い何かが内部に入り込んでしまいます。
たぶんアイドラーギヤとデフギヤが削れて、その破片が付着しているのではないでしょうか。
スチールのギヤがほしい。
ボールデフを分解する際にスラストベアリングボールが固着していて失くしやすいので注意しましょう。たなかは3つくらい失くしています。
動画ではデフギヤにパーツクリーナーを吹きかけていますが、必ず樹脂パーツに使えるものを選んでください。
キット付属のボールデフグリスが無くなってしまったので、しかたなくタミヤの安いグリスを使っていますが、デフの動きが重く感じます。
スルスルのボールデフを組みたいのならば、多少高くても良いものを選びましょう。
ボールデフのメンテナンスまとめ
4駆と比べて2駆はギヤボックスへのアクセスが容易なので、こまめにメンテナンスを行っても苦にはならないと思います。
メンテナンスをサボっているとボールデフ内部に汚れが入り込み、デフリングやデフボールにダメージを与えるかもしれないので注意が必要です。
デフリングは劣化したら新品を購入したほうが幸せになれますよ。
デフギヤにはプラスチックに使えるパーツクリーナーを吹きかけるようにしましょう。
ボールデフグリスは妥協しないのが吉です。
一日あたりにどの程度走らせるかは人それぞれなので一概には言えませんが、たなかはだいたい5日もしくは10パックくらいでボールデフをメンテナンスするようにしています。
これが多いか少ないかはわかりませんが。
- LIPOバッテリー1号 充電44回
- LIPOバッテリー2号 充電43回
ラジコン支出
- 1月 2,539円
- 2月 51,509円
- 3月 2,422円
- 4月 2,916円
- 5月 0円
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