【YZ-2DTM3】悲報:アイドラーギヤお前もか...
諸行無常、形あるものいつかは壊れます。
しかし、あまりにも簡単に壊れてしまうのも如何なものでしょうか。
お金に余裕があるのならば、こんな事をいちいち記事にする必要はないのかもしれません...
否!断じて否!!
金持ちだろうが貧乏だろうが関係なく、納得いかないのであれば声を上げねばなりません。
ビビリな漢たなかは正面切ってヨコモに文句が言えないので、この世界の片隅の底辺ブログでささやく程度の反抗をしていこうと思います。
端的に言うと「こっちは大枚はたいてんだからさ、ヨコモしっかりしろよ」ということです。
本記事ではアイドラーギヤが壊れた原因について、多分にたなかの主観を含めた考察をまとめてみました。
なぜアイドラーギヤは壊れたのでしょうか。
ヨコモのせいです。以上。
流石にこれだけだと尺が埋まらないので、なぜそう思うのかを語りたいと思います。
入出力の軸間を埋める目的などで使用する中間歯車。
バックラッシュの調整が出来ません。
まずは無残なアイドラーギヤの姿を御覧ください。
全ての歯は尖っており場所によっては完全に削れて無くなっています。
原因がギヤ同士の摩擦であることはわかっていますが、アイドラーギヤがギヤボックス内あるのではバックラッシュ対策を打つことが出来ません。
先日の記事でピニオンギヤについて書いたとおり、ピニオンギヤの場合であればバックラッシュの調整を行うことで改善される場合もあります。
たなかはヨコモのピニオンギヤに問題があると結論づけたので当てはまりませんが。
ピニオンギヤの場合はバックラッシュが小さすぎるとギヤの摩耗を早めるそうなので、今回のアイドラーギヤに当てはめるとギヤボックス内はバックラッシュが小さいと推察できます。
もしそうであればメーカーの設計ミスなので、ヨコモにはバックラッシュが適切であるかどうか調査をしてもらいたいものです。
ギヤ同士をかみ合わせた時にできる隙間のこと。
バックラッシュの調整にどのような意味があるかというと、きつすぎると摩擦が多く回転不良や磨耗の原因になり、甘すぎると歯飛びやギア欠けにつながります。
説明書に指示がないのはいかがなものでしょうか。
先日の記事内でこのような画像を掲載させていただきました。
この物質が何なのかはこの時点ではわかりませんでしたが、おそらく樹脂が摩耗して発生した削れカスだろうと思います。
そこでなぜ削れカスがこれほど出てしまうかを考えてみました。
たなかはギヤなどの摺動部には、基本的にグリスアップをおこなうものだと認識しています。
それを踏まえてこちらの説明書の画像を御覧ください。
ギヤへのグリスアップが必須なのかは置いておいて、説明書のどこにもグリスアップの指示はありませんでした。
ハイエンドモデルなのだから説明書に指示がなくてもグリスアップをするのが常識かもしれません。
しかし必要であるのならば注意書きの一つくらい書いてくれてもいいのではないでしょうか。
書いてなくても塗るではなく、書いてないから塗らないという人もいると思うので、説明書への明記は是非してもらいたいものです。
パワーソースに問題があるかもしれません。
これが原因なら無知なユーザーであるたなかの責任です。
しかし、たなかの使っているG-FORCE Super Sonic 8.5Tは、DB01ドゥルガからの流用なのでパワーソースに問題があるとは思えません。
それはなぜかといいますと、DB01ドゥルガは2007年に発売された名機とはいえ設計は時代遅れと言わざるを得ないのに、所持しているDB01のベルトとセンタープーリーは一度は壊れてしまったとはいえ、パーツを交換してからは半年以上にわたって走らせることができたからです。
現在のDB01のセンタープーリーの状態。
それほど摩耗しているように見えないので、まだまだ交換する必要はありません。
それに比べて昨年発売されたばかりのハイエンドカーYZ-2DTM3のアイドラーギヤはたったの3ヶ月も持ちませんでした。
ハイエンド?知らない子ですね。
もしパワーソースが原因であるのならば、耐久度が13年前のマシンに劣っているということになるのではないでしょうか。
いくらなんでも天下のヨコモ様がそんなマシンを作りませんよね。
スリッパーの調整ミスかも知れません。
思考停止がデフォルトの漢たなかは、当初なんの疑いもなく説明書のとおりにスリッパーを組んでいました。
特に問題もなかったのでこのままのセッティングで良かったのに、たなかはとあるサイトでスリッパーの調整方法を知り実践してみることにしました。
その調整方法については以前の記事で少し触れました。
まずボールデフが緩ければデフが滑ってしまいスリッパーの調整が出来ませんので、ボールデフがしっかり組めていることが前提となります。
次にタイヤを固定した状態でスロットルを一瞬引きます。
その時にフロントが3~5cm程度浮かび上がるくらいにナットの締め込みを調整するというものです。
言葉だと分かりづらいのでこちらの動画を参考にしてください。
Team Durango RTR - Slipper Tuning
人様の動画なので苦情があればすぐに削除します。contact欄に苦情をお寄せください。
こうしてセッティングしたわけですが、もしかしたらやり方を間違えていたのかもしれません。
間違えた調整でスリッパーを締めすぎて、アイドラーギヤに異常な負荷がかかったとも考えられます。
間違えた調整だった場合の対策はスリッパーを緩めればいいだけですが、かといって説明書通りに1.5mmまで緩めてしまうと明らかにスリッパーが滑ってしまいます。
そういうわけでフロントが持ち上がりそうなギリギリの位置に調整してみました。
今後、早々にアイドラーギヤが壊れた際には、説明書に記載されている数値に戻そうと思います。
必要以上のパワーがかかった時に滑ることでパワーの一部をロスさせて過度なホイールスピンなどを防ぐための装置です。
まとめ
バックラッシュとギヤの耐久力に原因があった場合は完全にヨコモのせいです。
グリスアップに関しては必要であるのならば明記してほしいものですが、たなかが勉強不足である側面も否定できないので一概にヨコモのせいとは言えません。
スリッパー調整を間違えていたとしたら、本記事を削除した上でヨコモ本社のある方角へ向かって土下座することにします。
長々と400円のパーツのためにここまで書いてまいりましたが、直接ヨコモにこんな文句を言ったら完全にクレーマー認定されるでしょうね。
- LIPOバッテリー1号 充電47回
- LIPOバッテリー2号 充電46回
ラジコン支出
- 1月 2,539円
- 2月 51,509円
- 3月 2,422円
- 4月 2,916円
- 5月 0円
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