基本的にラジコンで theバギー

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バギーを片手に河川敷を徘徊している四十路おとこです。大した知識はないのでブログを書きながら勉強していきます。

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ラジコンをオフロードで走らせているけれど防塵対策って必要なの?~後編~

オフロードラジコンのイチオシ萌アイテムであるオイルダンパーは絶対死守なのです。

ラジコンをオフロードで走らせているとオイルダンパーのシャフトに砂がべったりついてしまうと思います。

見た目にも悪いですしシャフトに傷でも付こうものなら、ロッドガイドやOリング傷めてしまう原因になってしまうでしょう。

本記事では愛すべきオイルダンパーを守るために、たなかがどのような防塵対策を施しているのかを解説します。

前編

tanakarcc.hatenablog.jp

オフロードラジコンのオイルダンパーがあれ程汚れてしまう原因を特定します。

ご訪問ありがとうございます。

金属のオイルダンパーをむき出しの状態で、砂埃が舞う路面を走らせているわけですから、汚れてしまうのは当然です。

しかしダンパー全体には薄っすら埃が付着しているだけなのに、シャフトにはあれ程べったり砂が固まって付着してしまうのは何故でしょう?

原因はオイル漏れです。

オイル漏れとは言ってもどれほど完璧にダンパーを組み上げたとしても、シャフトはシリンダーを上下するわけですから内部のオイルが付着するのは当然でしょう。

その付着したオイルに土埃が固まるわけなので、どのような対策を施すべきかを考えていきたいと思います。

ダンパーシャフトを箱入り娘にしてやれば問題ないはずです。

オイルに土埃が触れなければ問題ないわけですから、シャフトを覆って土埃をシャットアウトしてしまえばよいのです。

そこでダンパーブーツを取り付けてみました。

ダンパーブーツ

オイルダンパーのシリンダー内を上下するシャフトと、シリンダーとシャフトの接合部にあるロッドガイドやOリングを保護するカバーの事です。

たなかが思いつく一番効果的な方法なのですが、ひとつだけ問題点があります。

高い!

安っぽい収縮チューブみたいなものが500円くらいします。

そんな無駄に高いものを買うくらいなら自分で作れば済む話ではないでしょうか。

そういうわけでオフロードラジコン用のダンパーブーツを作ってみました。

材料はダイソーで購入した風船だけです。

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実は以前DB01ドゥルガにも同様の防塵対策を施したのですが、風船が薄すぎてスプリングとの摩擦ですぐに破れてしまい使い物にならなかったため、すぐにお役御免となってしまいました。

その失敗を踏まえて今回の風船は前回のものと比べて、厚み250%増し増しとなっております。(当社比)たぶん。大体そのくらい。

まず、どの程度汚れてしまうのかご覧ください。

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これはリアのダンパーです。

2パック走らせただけでこれだけ土埃が付着していました。

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フロント側のダンパーシャフトはあまり汚れないようです。

なぜでしょうね。

それでは早速ダンパーブーツを作ってみましょう。

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右端の緑のものが切断前の風船です。

それをピンクの風船の長さ位に切断するのですが、これはかなり長めに切断しています。長い分には後で短く調整すればいい話ですからね。

あと下部の分厚くなっている口を付ける部分も邪魔なので切断しています。

オイルダンパーへ装着してみましょう。
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風船の上部が飛び出てしまい美しくないのですが、上に隙間があるとそこから土埃が侵入してしまいそうなので、実を取ってこのような形になりました。

理想を言えば風船が筒状になっていて、シリンダーにミラクルフィットしてくれていれば言うことがなかったのですが、ダイソーにそこまで求めるのは酷というものですね。

効果があるのかラジコンをオフロードで走らせて検証しました。

結論から言うと効果は覿面にありました。てきめんって漢字で書くとこんなに難しいのか。

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ダンパーブーツが黄色に変わったのは大人の事情です。

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10パック走らせたあとの写真です。

どうでしょうか。

ダンパーシャフトにほぼ汚れは付着していないので、ダンパーブーツは効果的なオイルダンパーの保護手段であると言えるでしょう。

◯パックとは

バッテリーの使用回数のことです。1パック=バッテリー1本分

効果があることは実証できたのですが、気になることがあるので検証を続行します。

当たり前ですがダンパーブーツに隙間があればそこから土埃が侵入してしまうでしょう。

たなかの環境で隙間ができないようにダンパーブーツを装着するためには、上部はアジャスターとスプリングで挟んで固定し、下部はスプリングカップに挟み込む必要がありました。

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これがスプリングカップです。

上部は問題ないのですが、下部は樹脂製のスプリングカップで風船を挟み込んでいるわけなので、パーツが変形してしまうのではないかと小心な漢たなかはガクブルです。

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そこで左のように挟み込まない状態で走行させたらどの様になるかを実験してみました。

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10パック走行後の写真です。

シャフトとシリンダーの接合部に土埃は付着していないようですね。

ただ、シャフト下部には土埃が付着しています。

この位置ならばシャフトを傷つけるようには思えないので、気にならないようならばスプリングカップに風船を挟む必要はないでしょう。

たなかは几帳面なO型なので挟んでいます。

オフロードラジコンでのダンパーブーツの効果まとめ。

正直に言うとギヤボックスの防塵対策と比べると、それほど重要度が高いとは言い難いです。

たぶんダンパーブーツを装着していないラジコンユーザーのほうが多いのではないでしょうか。

それでもあえて言いたい!ダンパーブーツは正義であると!

110円とちょっとした手間でシャフトにくっついたあの黒い三連星から開放されるのです。

がいあ!おるてが!まーーっしゅ!にふらむ!!

本記事はたなかの愛機YZ-2 DTM3用のダンパーブーツを作ることを前提で作成しております。

他のラジコンカーでダンパーブーツを作る際には、風船のサイズ選びやカットの仕方をご自身の環境に合わせて工夫してくださいね。

LIPOバッテリー1号 充電40回

LIPOバッテリー2号 充電39回

ラジコン支出

  • 1月 2,539円
  • 2月 51,509円
  • 3月 2,422円
  • 4月 938円+1,978円=2,916円

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ピニオンギヤが破損したため購入。

キット付属のショックオイルが無くなったので補充。

425円+425円+578円+送料550円=1,978円 ボディブローのように送料が響きます...

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