ラジコンバギーのホイールが破損した原因を究明してみた
ご訪問ありがとうございます。
朝方はかなり寒く天気も薄曇りだったので、げんなりして一日を過ごしました。
あと所用でラジコンはできませんでした。
とうとうDB01ドゥルガのホイールがナメやがりました。
ネットでDB01ドゥルガのホイールがはナメやすいと書いてあったので、注意を怠らない漢たなかは気をつけてはいました。
僅かな走行でも緩むのではないかと思い、バッテリー交換時にナットの締め直しを行っていました。
ただ、最近のDB01ドゥルガはフロントのホイールナットが緩みやすくなっていましたが、これといって抜本的な対処のしようもないので、緩んだら締め直すことしかできませんでした。
しばらくはそれでも問題ありませんでしたが、ある日いつもの河川敷で楽しく走らせていると、急にトリムが狂いまっすぐ走らなくなってしまいました。
あまりにも急に狂ったのでサーボがイカれたかとも思いましたが、とりあえずトリムで調整してみると何事もなかったかのようにたなかのラジコンバギーは真っ直ぐ走るようになりました。
気を取り直して走り始めると、またしてもトリムが狂ってまともに走ってくれません。これは異常事態だとたなかも思い至り、駆け足でドゥルガに向かいサスペンション周りを見てみるとタイヤがカラカラと何の抵抗もなく回ります。
タイヤを外してホイールの中を見てみると、きれいに丸く抉れていました。
タイヤが取れかけていたので当たり前のことですが、六角ハブを固定するピンもどこかにいってしまいました。
無くしたピンをネットで探してもヒットしなかったので、一度家に帰ってから注文することにしました。
念入りに調べてみましたが、やはりピンがどこで打っているのかがわかりませんでした。探し方が悪いのでしょう。
しばらくするとネットで探すのも面倒になってきたので、グラインダーが家にあったので自分で作ることにしました。
さっそくネットで調べてステンレスの2mm棒を注文し到着を待ちます。こちらはすぐに見つかったのでホッとしました。
到着後、本当は金鋸がいいのかも知れませんが、無頼漢たなかはグラインダーで無理やり切断し、長さを微調整しながら削り作業ををしていきました。
なにはともあれ完成です。
たなかのファーウェイではこれ以上ピントを合わせることができませんでしたが、スムーズに六角ハブへ挿入できよう断面はできるだけ丸みを帯びるように加工してあります。
真似をする方がいるとは思えませんが、念の為に注意点を書いておきます。
- グラインダーで切断する際には大量の火花が飛びますので、革手袋などを装着し必ず屋外で作業するようにしましょう。
- 火花が飛ぶということは当然ですが切断面が高温を帯びていて、うかつに触ってしまうとやけどをしてしまいます。
- 火を恐れない漢たなかはメガネを掛けていたので大丈夫でしたが、飛んだ火花が目に入ってしまうとかなり危険なのでゴーグルを掛けて作業を行うようにしましょう。
- グラインダーを使うと非常に大きな音がするので近所トラブルに発展しないように、一度に大量生産するのはやめておいたほうが賢明です。別に大量に使うものでもないので対して問題ないかと思います。
ホイールはどうして壊れてしまったのか?
やはりブラシレスモーターへの移行したことで、そのパワーに六角ハブのはめ込み部が耐えられなくなったのでしょう。
もしくはホイールナットが走行中に想定以上に緩んでしまいはめ込み部を削ってしまったのかもしれません。
あと一つ原因を上げるとするとユニバーサルシャフトではないかと思います。
たなかの使用しているサードパーティ製のユニバーサルシャフトです。
正規品を使ったことはありませんが、この商品でも十分に動作してくれました。
ただ、最近ジョイント部のピンが抜けてしまいました。正規品であれば芋ネジで止めることが出来るらしいのですが、この製品は一度ピンが外れてしまうと再起不能になってしまうようです。
ピンは完全には抜けなかったので、一度分解清掃してから組み直しメッシュテープでピンの挿入口を留めてみました。
これがいけなかったのではないかと思います。
ピンが抜けるということはジョイント部が緩んでピン穴が開いてしまっているわけです。
その状態で高速走行させればガタが拡がりマシンの振動が激しくなりタイヤへ負荷がかかり、その結果ホイールナットが緩みやすくなり、ホイールの破損に至ったのではないかと考えられます。
ホイール破損原因のまとめ
- ホイールは固定されていたがブラシレスモーターのパワーにホイールの六角ハブ取り付け部分が耐えることができなくなった。
- 締め直しはしていても走行中にもホイールナットが緩んでしまった隙間にホイールが噛んでしまったことが原因ではないか。
- ユニバーサルシャフトの劣化して使える状況ではないのに、たなかが無理矢理延命させようとしてしまい今回の破損につながった。
今後同じことが起こらないように、対策としてユニバーサルシャフトは外してドッグボーンに戻しました。
たなかの記事は時系列通りではないことがザラなので気にしないでください。